警備の依頼・手配前に確認したいポイントや基礎知識とは?

警備の依頼前にチェックしたいポイント

警備を依頼する際には、大切なポイントについて確認することが必要です。しかし、警備員の派遣を初めて依頼する場合は判断が難しいです。こちらでは、警備の依頼時に押さえておきたいポイントについて解説します。併せて、警備にかかる費用の決まり方、依頼の流れなどもご紹介します。警備の依頼でお悩みの方はぜひご覧ください。

警備を依頼する前にまとめておくこと・料金について

警備会社に警備員の派遣を発注する前に、いくつか確認しておきたい事項があります。手配前に確認事項の整理ができていない場合、警備会社に発注しても思うような警備が実現できない可能性が出てきます。警備を依頼する前に、必要な事項についてまとめておきましょう。また、警備を手配するうえで料金も気になるポイントです。警備会社に支払う料金はどのように決まるのか、事前に把握しておくと安心です。

警備会社への依頼前に確認したい事項

チェックの文字

警備会社に警備員の派遣を依頼する前に、以下の事項について確認しておくと安心です。

依頼したい内容

警備には大きく分けて4つの業務が存在します。

  • 1号業務
    施設警備…商業施設や病院など、様々な施設の警備業務
  • 2号業務
    交通・雑踏警備…混雑や混乱が生じやすい場所での交通誘導業務
  • 3号業務
    運搬警備…貴重品・危険物の安全な運搬のために実施する警備業務
  • 4号業務
    身辺警備…個人を危険から守る、ボディーガードの業務

警備業務の内容によって、手配する警備員が大きく変わります。必要とする警備を実施できるよう、まずは依頼内容を明確化することがポイントです。

依頼期間

警備員の派遣期間についても明確にしておく必要があります。警備員の手配が必要な期間を誤って発注すると、警備会社との間でトラブルが起きやすくなります。必要以上の長期で発注してしまうと、警備員が必要ないのに手配され、料金の支払いが発生することになります。

ただし、長期で必要なはずなのに短期で依頼しても、派遣を依頼する手間が増える原因です。一度発注した内容の大幅な変更は困難です。多少の融通を効かせることは可能ですが、長期依頼が必要か、短期で十分か、派遣依頼前にある程度明確にしておくと安心です。

警備を依頼する場所

警備業務を行う場所によって、必要な資格の有無が変わります。例えば、指定路線や資格者配置路線に指定されている道路の場合、交通誘導検定2級以上を保有している警備員の配置が必要です。警備会社でも有資格者配置の必要性は確認しますが、発注相談時に場所を明確に伝えると、依頼がよりスムーズに進みます。また、イベント会場の警備は、規模によって「警備計画書」といった書類作成が求められます。こちらも慌てず作成を進めるなら、事前に警備会社へ伝えておくと安心です。

警備依頼の費用はどのように決まるのか

電卓

警備会社に警備員の派遣を依頼する際の料金について解説します。料金はどのように決まるのか、長期と短期で料金に違いがあるのかなどを取り上げました。

警備料金の相場

警備を行う場所や時間帯などの条件によって異なりますが、1日8時間だと15,000円ほどが料金相場です。そのうち警備員に報酬として支給されるのは10,000円ほどで、残った部分が警備会社の利益となります。

料金が決まる要因

上記の料金相場はあくまで一般的なものであり、様々な条件によって違いが生じます。警備員の手配料金が変わる要因は以下のとおりです。

  • 資格の有無
    有資格者が必要な現場はその分、料金が高い傾向
  • 依頼期間
    長期依頼と短期依頼で単価が異なるケースも多い
  • 依頼時期
    似たような条件の依頼でも閑散期のほうが安くなる傾向
  • 必要経費
    遠方の場合、交通費や備品用意などの料金も加算される

このように、警備員を依頼する際に必要な料金は、依頼内容によって変わる可能性があります。もし相場と比べて差が大きい場合は、提示された料金の理由について質問すると安心です。

ケイ・ビー・エスは関西圏を中心に警備サービスを提供する会社です。多くの有資格者が所属しているため、指定道路での工事やイベントなど、幅広い現場に対応できます。また、長期案件については割引を提供できることもあります。ご相談時にお伝えいただけると幸いです。

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警備を依頼する際に気をつけること・依頼の流れ

警備を依頼する際は依頼内容や料金の確認が必要です。しかし、確認しておきたい事項はこれだけではありません。警備会社に依頼できる仕事内容も把握が必要です。警備業のイメージだけで判断しては、依頼したいと考えていた業務がサービス対象外という事態が起こり得ます。警備会社に依頼できる内容について、事前の確認は大切なのです。また、警備員の派遣手配で慌てないよう、依頼の流れも押さえておきましょう。警備を依頼する際に気をつけることや依頼の流れについて解説します。

警備で依頼できること・できないこと

警備を行う人物

警備会社に依頼できること

警備会社に依頼できる業務として、以下のようなものが挙げられます。

  • 施設の受付常駐業務(1号業務)
  • 施設の点検や循環業務(1号業務)
  • 施設における事件時および災害時などの対応業務(1号業務)
  • 道路で工事を行う際の交通誘導(2号業務)
  • 混雑しやすい場所での誘導業務(2号業務)
  • 危険物や貴重品の積み下ろし現場における警備業務(3号業務)
  • 危険物や貴重品の運搬における安全性を確保する警備業務(3号業務)
  • 有名人や要人の身辺警備業務(4号業務)
  • 一般人の依頼による身辺警備業務(4号業務)

すべて警備業に当てはまるものですが、警備会社によっては対応不可のケースもあります。

例えば、雑踏警備をメインに請け負う警備会社だと、身辺警備業務に対応していない可能性もあります。警備会社に発注相談を行う際はホームページなどで、対応できるサービスを確認しておくとスムーズです。

ケイ・ビー・エスは1号業務・2号業務、エスコート業務として3号業務・4号業務も提供しています。企業様はもちろん、一般の方の安全を確保するための警備も可能です。お気軽にご相談ください。

警備会社に依頼できないこと

警備会社はあくまで民間企業です。警備業法による資格は存在しますが、警備員には対応できない業務があります。

  • 交通整理
    交通誘導と似ている言葉ですが、交通整理は警察官のみが対応できる業務です。
  • 武器の所持や法律外の行動
    身辺警備業務に関連する内容ですが、不審者から守るためであっても使用できる武器は一般的に警戒棒のみです。警察官のように警棒や拳銃の所持はできません。あくまで民間人のため、緊急時でも法律外の行動はほぼ不可能です。

また、1号業務を依頼した警備会社に対し、当日になって4号業務の依頼を追加することもできません。依頼外の業務を追加しないようにしましょう。

警備依頼の流れ

警備依頼の流れについて

慌てずスムーズに発注するためには、警備依頼の流れを把握すると安心です。警備会社によって多少の違いはありますが、大まかな流れを解説します。

1.警備会社に問い合わせる

まずは警備会社へのコンタクトが必要です。現在は多くの警備会社が公式サイトを開設しており、お問い合わせフォームも設けられています。また、電話での相談ができることも多いです。依頼内容を詳しく擦り合わせるのは打ち合わせの段階です。問い合わせでは大まかな内容のみを伝えるだけでも問題ありません。

2.具体的な打ち合わせ

打ち合わせの段階でより詳しい相談を行います。認識の相違を防ぎ、スムーズに進めるためには、しっかりと情報を整理しておくと安心です。依頼したい内容に合わせて、警備会社が警備内容について提案します。警備員の人数や規模、具体的な仕事内容などの調整を進めます。場合によっては、警備会社による実施調査が必要です。

3.警備計画や見積もりの確認

警備内容が固まったら、警備の具体的な計画が記載された警備計画書を提示します。警備計画書は警備員や有資格者の人数、警備の時間帯など、警備に関する細かな内容が記載されたものです。希望の警備条件となっているかを確認します。警備計画書が完成すると、見積もり確認の段階です。どの項目にどの程度の料金がかかるのかを入念に確認し、疑問があれば必ず質問しましょう。見積もりに納得できない状態で契約を進めるのはリスクがあります。

4.契約

警備計画書や見積もりを確認し、問題なければいよいよ契約です。料金を支払うタイミングも事前に確認します。支払いの遅延はトラブルの原因となるため、注意が必要です。

問い合わせから契約までの期間は、条件やニーズなどによって異なります。すぐに対応できるケースもありますが、確実な警備を依頼するなら早めに相談しておくと安心です。

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警備の依頼をお考えならケイ・ビー・エスへ

警備会社に依頼する際は、依頼したい内容を事前に整理してどの警備業務に属するか、期間・場所など、希望を正しく伝える必要があります。また、警備会社に依頼できることやできないこと、依頼の流れ、料金などの情報収集はトラブルを防ぐ意味でも大切です。

ケイ・ビー・エスでは幅広い警備サービスを提供しています。予算に合わせた警備プランの提案も可能なため、お気軽にご相談ください。

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警備のご依頼は、警備会社のケイ・ビー・エスへご相談ください!

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