【大阪でおすすめの警備会社】会社選びの参考に！警備業務の分類とは？

1号業務

日本で実施されている警備の5割を占める業務です。主に施設や住宅の窃盗トラブルなどを防止・発見する役割を担います。国民の生活を維持するために欠かせないライフライン施設や企業保有の施設、商業施設、個人住宅など業務の提供範囲は多岐にわたります。一般的には以下の業務が該当します。

・施設警備

警備スタッフが施設内に常駐し、扉の開閉管理・鍵の管理・見回り・出入りの管理などを行います。

・保安警備

スーパーや家電量販店などの商業施設でモニター監視や見回りを行い、万引きをはじめとした犯罪の防止・発見を行います。保安警備員は制服での勤務と私服での勤務があり、私服での勤務にはいわゆる“万引きGメン”と呼ばれるものがあります。

・空港保安警備

金属探知機などを使い、航空機に持ち込んではいけないものを発見するための業務を行います。検査機器の使用にあたっては、専門的な知識が求められます。

また、利用者が安全かつ楽しい時間を過ごせるよう、施設内の警備を実施します。

空港敷地や境界線、監視塔、空港運航施設などを巡回し、警備を行います。さらに、空港に訪れた人が快適に利用できるよう、接客対応を行います。困っている人を助けることも、空港警備員の大切な仕事です。

・機械警備

施設に防災センサーを設置し、施設外の監視センターにて窃盗や火災などのトラブルが起きていないかを監視します。トラブルが発生した際には警備スタッフが急行します。なお、施設の巡回は施設警備に該当します。

2号業務

車や人が数多く集まる場所や、通行の危険がある場所で事故の防止・警戒を行う業務です。一般的には以下の業務が該当します。

・交通誘導警備

駐車場や道路工事をはじめとした、通行に危険が伴う場所で車・人を誘導し、安全を確保します。日本ではよく見られる警備ですが、海外では珍しいとされています。近隣対策としても重要な役割を果たす業務です。

・雑踏警備

花火大会や音楽ライブ、お店のセール・オープンイベント・SNSで話題になり行列ができた場合など、人が数多く集まる場所の安全を確保する業務です。必要に応じて規制や情報提供、誘導、案内などを行います。

3号業務

貴金属や現金、美術品などを運搬する際の事故や窃盗を警戒し、防ぐための業務です。貴重品は常に窃盗犯などに狙われる危険性があるため、より高いレベルの警備が求められます。一般的には以下の業務が該当します。

・貴重品運搬警備

複数の警備スタッフが協力し、車などを使って貴重品を安全に運びます。想定外のトラブルにも対応できるよう、特殊車両を使用することがほとんどです。貴重品を無事に運び届けられるよう、強固なシステムが構築されています。

・核燃料物質等危険物運搬警備

原子力に関連した施設間で危険物を運送する業務です。会社関係者と細かな部分まで打ち合わせを行い、安全を第一に考えたうえで業務を遂行します。

4号業務

人に加えられる危害を防止し、警戒にあたる業務です。一般的には以下の業務が該当します。

・身辺警備

一般的にボディガードという名前で知られている業務です。政治家やスポーツ選手、芸能人など名の知られた方だけではなく、一般の方や子供など幅広い層の警備を行います。子供や女性をはじめとした、犯罪トラブルに巻き込まれやすい方のエスコートサービスやGPSを活用した位置情報サービスなど、業者から提供されるサービスの種類は多岐にわたります。